日本語でも骨太なロックはできる「小林太郎」
邦ロックは多様化している。
僕の印象では極端にシンプル、または演奏力を生かした複雑な曲に両極化している印象があり、大概の場合はどこかオシャレで女受けがよさそうだったりする。あと話題性。
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そんな時代の中、洋楽のような土臭い乾いた音とグルーヴを鳴らしているロックがある。それが今回紹介する小林太郎だ。
リフ一発で死んだ。かっこよすぎる…
こう…体全体でノレるリフってメジャーシーンのバンドだと少ない。このグルーヴ感って完全にアメリカのバンドのそれだと思うんですよね。
アメリカっていうかグランジだ。この人絶対Nirvanaとかalice in chains好きだろと思ってwikiを見たらやっぱそうだった。
日本だと泥臭いロックが売れない。
ヘヴィさよりも速さを求めるからだろうか。重みのあるうねったリズムの曲が好きという人は驚くほど少なかったりする。
いや、でも小林太郎の曲、聴いたらと結構ガツんと来る人多いんじゃないかって思っている。歌かっこよくないですか?歌謡的…というかものすごい日本人好みのメロディだと思うのだが…
バイク×ギター
”漢”だ
本当にいい声をしている。IGNITEのような男らしい歌も歌えればこんなに悲しげにも歌うことができる。聴いてたら泣きそうになってきた…
動画だらけになってしまうから検索してほしいのだけれどこの人ライブでの歌唱力も半端じゃない。チェケラ。
見た目もいいしフライングVがイカしている…実力もあるし絵としても完成しているのだが…
もっと売れてほしいしこんなにかっこいい音を出している人がチャートの上位だったりツイッターであったり…話題になっているのをあまり見かけないのがもどかしい。(大きなお世話かもしれないが)
何をもってロックなのか…何をもって優れた音楽なのか…答えは人それぞれだと思うがこの人はロックだし最高の曲と歌を歌っていると僕は思います。